税理士の本業というと、税務代理、税務申告、税務相談といった独占業務があります。
大体の税理士事務所の業務案内に、メニューとして掲げられています。
それ以外にも、財務分析や資金繰り表の作成、会計ソフトの導入支援といった業務も掲げている事務所があります。
私の事務所も、「税務顧問」、「決算のみ」、「個別税務相談・個別コンサルティング(会計ソフト設定やPCに関する設定なども含む)」といったメニューを掲げています。
税理士業務以外は本業じゃない?
税理士の仕事のイメージは、「税金」に関する何かをやっているというイメージだと思います。
税理士事務所に勤めて、税理士の仕事(税務代理、税務相談、税務申告)とはどんなものか、というのを知りました。
それ以外にも、記帳代行をしたり、財務分析をしたりといろいろな仕事があります。
クラウド会計の導入支援をしたり、HPの作成支援をしたり、といろいろなものをメニューに掲げている税理士さんもいらっしゃいます。
先日、私もクラウド会計の導入設定とその周辺のPCの設定の個別コンサルを行ってきました。
後日、参加したとあるセミナーのランチ会で、メニューとしてクラウド会計の導入やそれに関するPCの設定、使い方をレクチャーする仕事もしています、と近況を報告する機会がありました。
その際に、とある方から「レクチャー関係の副業」も頑張ってくださいとエールを頂きました。
「ん??副業??メニューにも掲げてあるんだけどなぁ。」
私の「仕事」は、税金に関係があること以外は、「副業」と思われているなのかなぁと少し残念な気持ちになりました。(何回か会ってお話しをさせていただいた方ですが、HPやブログはたぶん見ていないので)
複数の柱を持つこと
税理士としての仕事はもちろん、クラウド会計の導入相談、PCに関係する相談、HPの作成に関する相談、セミナーなども、仕事としてやっていきたい・受けていきたいと思っていますし、現在は個別コンサルティングという形でメニューに記載しています。
税理士業務だから、力を入れてやる。
クラウド会計の導入コンサルだから、PCに関する相談だから、税理士業務より優先順位・力の入れ方が違うということはしていません。
仕事(お金をもらうこと)として依頼を受ける以上、どの仕事も優劣をつけていません。
すべて私の「仕事」としてサービスを提供しています。
それぞれ絡み合って成り立っている
税金に関すること、コンサルなど、それぞれ独立しているわけではなく、それぞれが絡んで仕事として成り立っています。
- 税金に興味を持ってもらう→自分で会計データを作ってみたい→PCの使い方をそもそも知らなかった→使い方から相談してみたい
- PCの使い方はわかる→自分で入力もしている→データが合っているかチェックしてもらいたい など
コンサルを受けてご自身で入力できるようになっていただけば結構ですし、そもそも入力できる方であれば、チェックを受けてさらに精度が上がり、効率的な会計データを作っていただければそれでいいと思っています。
一度会ってコンサルを受けてみて、それで毎月のチェックをお願いしたいと思っていただければ顧問契約を、というスタンスで現在のサービスを提供しています。
自分が出来ることをメニューとしてご提供させていただいています。
まとめ
「副業」という言葉に少し違和感を覚えて、今回のこのブログを書きました。
税金面では、本業と副業では、「事業所得」、「雑所得」と違う所得区分になってしまい税金計算の面で違いが出てしまいますが、今回のこのブログはそういった意味での「副業」ではありません。(;^_^A
自分がどういったことをやっている、やっていきたいか、というのはきちんと発信していくべきだなと感じました。
HP、ブログの区分、サービスメニューの展開の仕方なども改善の余地ありだなとも感じています。
今後は租税教育に関することもやっていきたいので、まずは研修に参加する予定です♪
《編集後記》
日曜日は、雨のため自宅周辺から動かず。
ブロガーさんのブログを見たり、HPの構成のどうしようか考えたりと普段通っている地元のカフェへいった程度でした。
そのほか、溜まっていた洗濯物を畳んだり、お風呂の掃除でカビキラー、防カビくん煙剤をやったりと久々にがっつり「主夫」をしていました。
あー、バイクに乗りたい。(;^_^A→またバッテリーが上がってしまう。。。