青色申告会の手伝いに行ってきました。

イータ君 税金
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どうも、よっしーです。

今日は、青色申告会の応援に行ってきました。

確定申告無料相談会、青色申告会の応援と、税理士会の活動に初参加したシーズンでした。

手書きの申告書は大変

青色申告会

確定申告無料相談会の相談員、青色申告会の応援で感じたのは、まだまだ手書きの確定申告書が多いということ。

あまり年齢も変わらないような方も、手書きで申告書を作成されていました。

申告書を手書きで書くのはとても大変です。

第一表、第二表、そして青色決算書からの転記と、あっちに行ったりこっちに行ったりと、ミスが起きやすくなります。

特に第三表が入るとさらに動きが複雑になります。

税理士であるこちら側でも動きが分からなくなる時があります。(;^_^A

そしてチェックする側も、電卓を入れて数字が合っているか全て手計算をしなければなりません。

普段は、国税庁のHPや自分が使っている税務ソフトへ入力し、出来上がった数字を確認するため、手作業で申告書を埋めるという動作には慣れておらず、作成の手伝いをする場合には時間がかかってしまいました。笑

出来上がった数字をチェックするのは慣れているんですが。。。

また事務所で依頼を受けて作業するのと違い、短時間での判断を迫られるのでそのあたりがしんどいですね。(修行不足です。笑)

電子申告のハードルはやっぱり高い?

個人の確定申告書を作成する場合、国税庁HPの「確定申告書作成コーナー」を利用することがあります。

確定申告書作成コーナーで申告書を作成→郵送・窓口提出は比較的難易度は低めですね。

電子申告になると、やはり難易度が上がるようです。

そして、事業所得や不動産所得がある場合には、さらに難易度が上がります。

青色申告会で弥生会計を使っている方のデータをチェックしました。

提出は、印刷して税務署への持ち込みだそうです。

弥生会計では、申告書と青色決算書を作成することが出来ます。

ですが、弥生会計で作った申告書データは、「確定申告書作成コーナー」でデータ取込が出来ずそのまま電子申告することは出来ません。。。(MFクラウドも同様です。)

弥生会計で作ったデータは、別の方法で電子申告することになります。(手順が難しいので、やり方は割愛します。)

freeeであればそのまま電子申告まで一貫して送信することは出来ます。

従来型の会計ソフトを使っている場合、紙での申告書作成まではうまく行きますが、それを電子申告に乗せようとすると手順がいきなり複雑になります。

私もMJS(税務ソフト)×MFクラウド、MJS×弥生会計なので会計データは直接取り込むことが出来ません。

後からデータ添付するのが厄介なので、弥生会計orMFクラウドで作ったデータはMJS上でベタ打ちです。(;^_^A

電子申告を個人で行おうとすると、

  1. マイナンバーカード
  2. カードリーダー

が必要になります。

加えて、事業所得や不動産所得がある方の場合、青色決算書や収支計算書といった会計データをどうにかして電子申告するためのデータへ変換しなければなりません。

年に一回、青色決算書や申告書を作るだけでも大変なのに、電子申告にするためだけにデータを乗せ換える必要があるのか?と感じてしまいますよね。

年に1回のことだけのために、わざわざカードリーダーを買うのか?、電子申告をするためだけにデータを乗せ換えるのか?とまだまだハードルが低いとは言えませんね。

ただし、個人事業主の方は、早いうちに電子申告へ移行したほうがいいかもしれません。

平成30年度税制改正大綱で、平成32年より電子申告や電子帳簿保存などを要件に65万円の青色申告特別控除が出来るように改正になります。(電子申告しない場合には55万円)

国としては電子申告の普及率をあげたいようですが、もう少し使いやすくする方向で動いてもらえると普及が進むのでは?と思います。

まとめ

確定申告無料相談会、青色申告会の応援を通じて、様々な経験をすることが出来ました。

もっともっと勉強しなければならないこと、税理士側からはe-Taxは簡単、一般の方からするとe-Taxはまだまだハードルが高いということを改めて知ることが出来ました。

今回の経験で、これからやろうとすることも見えてきた気がします。

《編集後記》

青色申告会の応援後、とある書類を返却し、その後成増へ。

成増のダイエーで夕食の食材を購入して帰宅。

ダイエーは惣菜コーナーが充実していますね。(^^)

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