こんにちは!トリシティ乗りのよっしーです。
さて、前回の続きです。
記事構成はこんな感じです。
- 事前準備・さくらインターネット側での処理
- エックスサーバー側での処理
- ドメイン移管・メールサーバーの変更・解約
今回はPART3の「ドメイン移管・メールサーバーの変更・解約」についての記事です。
※アイキャッチは全く関係なく、国立公文書館の建物です。「平成」と書かれたクリアファイルを頼まれて買いに。
サーバー移転の全体的な流れ(おさらい)
サーバー移転の全体的な流れは、
- さくらインターネットの無料SSLの解除
- さくらインターネットのデータのエクスポート
- エックスサーバーの契約・データのインポート
- エックスサーバーでの動作チェック
- ネームサーバーの変更
- エックスサーバーのSSL設定
- さくらインターネット・エックスサーバーの並走・さくらインターネットの解約
という手順です。
サーバー移転の作業は残すところ7の作業だけです。
プラスで、ドメインの移管と、メールサーバーの変更・解約まで今回まとめました。
[aside type=”warning”]自己責任で!
いろいろなサイトを見て、サーバーの移転をさせました。
もっと効率のいいやり方があったり、安全にできたりする方法もあるのかもしれません。
サーバーの移転をご自身でやられる場合には、自己責任でお願いします<m(__)m>
[/aside]
ドメインの移管
さくらインターネットを使って初めてWordPressを始めました。
ドメインを作って、サーバーを契約して、と。
今までのPART1、2はサーバーの移転がメインでした。
ドメインは、まださくらインターネットで管理されています。
ドメインはさくらインターネット、サーバーはエックスサーバーでも問題はありませんが、2か所と契約しているのは管理が面倒なので、ドメインの管理もエックスサーバーに変更します。
手順は、さくらインターネットとエックスサーバーのマニュアルを参考にしましたが、一部注意点があるので、その部分をまとめます。
全体的な流れは、
- さくらインターネットのドメイン転出申請
- 認証コード(auth code)の取得
- エックスサーバーへドメイン転入申請
- 移管完了メールの受信
と簡単なんですが、さくらインターネットのドメイン転出申請で引っかかりました。
さくらインターネットで転出申請をする前に、下記作業をしておきます。
さくらインターネットのサーバコントロールパネルにログインします。
左のメニューにある「ドメイン設定」→「ドメイン/SSL設定」をクリック。
管理ドメインとネームサーバーの一覧が表示されます。
移管したいドメインの登録情報の「WHOIS情報」を変更します。
登録者情報の「名前」と「Email」を一旦自分の名前とアドレスに変更しておきます。
ここを変更しておかないと、移転の意思確認のメールが届きません。
さくらインターネット・エックスサーバーのマニュアルを見ても書いてなかったので、ちょっと引っかかりました。
ここを設定しておけば、あとはマニュアル通りに進みます。
ただ、この登録者情報は公開されているので、ドメイン移管が完了したら、管理しているエックスサーバーの代理情報で公開するように変更しておきましょう。
- エックスサーバーのインフォパネルにログイン
- ドメインパネルをクリック
- Whois情報の設定変更をクリック
- 弊社(XSERVER Inc.)名義で代理公開するにチェックを入れる。
このように設定しておくことで、管理している管理会社の情報が公開されるようになります。
メールサーバーの変更
メールも、さくらインターネットのサーバーを使って管理していました。
こちらも解約してしまうので、エックスサーバーに変更しておく必要があります。
参考にしたのは、エックスサーバーのマニュアルです。
手順は、
- エックスサーバーにさくらインターネットで使っていたメールアドレスの追加
- メールソフトの設定(Gmail)
で簡単にできました。
さくらインターネットの解約
全部の移行や設定変更が終わったら、あとはさくらインターネットの解約です。
さくらインターネットの会員メニューにログインし、契約情報をクリックします。
契約サービスの確認→解約をクリックします。
解約のタイミングは、サーバー移転を計画した段階で確認しておくといいですね。
解約にあたっての注意点がいろいろあるので、自分が契約しているプランを確認しておきましょう。
まとめ:躓いたところ
ドメイン移管はエックスサーバーのマニュアルだけではダメだった
最初にマニュアルだけで移管の手続きを進めましたが、うまくいかず。。。
他のドメイン移管をしているブログを見たり、エックスサーバーやさくらインターネットに問い合わせて何がダメなのか確認しました。
エックスサーバーのサポートは返信も早く丁寧に教えていただけて良かったです。
メールサーバーの容量に注意
メールはGmailに転送して使っていますが、元のサーバーにメールを残す設定をしていたため、満杯になって受信できないというトラブルが2回ありました。
親切にも連絡をくれるお客様がいたので事なきを得ましたが。
エックスサーバーのメール容量はとりあえずMaxに設定してあります。
解約のタイミング
さくらインターネットの解約のタイミングを確認しておきましょう。
あまり深く考えないで移転作業を始めましたが、解約のタイミングによってはお金がかかったり、すぐに解約にならなかったりもしますし、先に解約してしまってもダメなので、タイミングは考えて始めるほうがいいですね。
まとめ
ドメイン移管は簡単だろうと思っていましたが、思わぬところで躓きました。
ブログにまとめるのもシンドイです。笑
記事を書いている今現在、まださくらインターネットのサーバーは稼働中ですが、4月末には解約になります。
サーバー移転、ドメイン移転、メールサーバーの移転を経験して、ようやく自分のブログやHPがどうやって稼働しているのか実感が沸いたような気がします。
何事も経験ですね。
サーバー移転の際の何かの参考になれば幸いです。
【編集後記】
読書を再スタートさせて、今日の新しいことも再スタートさせました。
「メモの魔力」を読みましたが、日常にあることをメモするといったことが、きっかけになるということを再認識しました。
ブログもHPの記事も、疑問に思ったこと、フッと感じたことをメモしておかないとやっぱり書けないですね。