日曜に、妻と二人で「筑波山」へ行ってきました。
秋葉原駅からつくばエクスプレスに乗り、つくば駅へ。
山登りを趣味にしようとしてから、「慣らし」のために「高尾山」の往復を良くしていましたが、そろそろ別の山に登ろうと、「筑波山」にトライしました。
筑波山
「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称される筑波山ですが、日本百名山の中でも、標高が低く比較的気軽に登山が楽しめる山としても有名です。
参照:筑波山登山コース
標高は、877mの低い山です。(高尾山は、599m)
高尾山からのステップアップにはちょうど良い高さの山です。
アクセス
秋葉原駅→つくばエクスプレス→つくば駅(最速45分)
つくば駅(つくばセンター:つくば駅のバスターミナル)→筑波山シャトルバス→筑波山神社入口(30~40分)
自宅から電車とバスを乗り継いで、片道2時間半程度でした。
片道料金だと、2,260円、往復で4,520円。
つくばエクスプレスとバスの往復乗車券がセットになった「筑波山あるキップ:3,300円」というものが販売されています。
こちらの方がお得だったので、つくばエクスプレスの秋葉原駅で購入。
ケーブルカー・ロープウェイがセットになった、筑波山きっぷ
行程
筑波山神社入口(スタート)→御幸ヶ原コース→御幸ヶ原→男体山→女体山→おたつ石コース→つつじヶ丘(ゴール)
出発が遅くなってしまったので、登山開始は、10:40からでした。最終的につつじヶ丘まで下山した時間は3時40分ごろです。
筑波山は見所も多く、トレッキングをしていて楽しかったです。
前日までの雨で、山道がぬかるんでおり滑りやすくヒヤリとしました。
女体山→つつじヶ丘に進む道(下山)の山頂付近が岩場でかなり大変でした。
ガマ石と呼ばれる岩。口の部分に石を投げ入れると、金運が上がると言われているそうです。
女体山山頂からの景色。標高は低いものの、遠くまで見渡せ気持ちがよかったです。
つつじヶ丘方向からの登山道。高原ぽくて歩いていて楽しかったです。
つつじヶ丘で出会った、ガマ。田舎の観光地という感じで懐かしい感じがしました。
市販の登山ブックでは、初心者向けのコースと紹介されていましたが、途中の岩場はかなりの難所のように感じました。
「初心者向け」と書かれていても、「山道」です。
鵜呑みにせず、しっかりと下調べをして、十分な装備で臨みたいものです。
トレッキングポール
トレッキングポールとは?
トレッキングポールとは、登山で使う杖のことです。
最近よく見かけるようになりました。(昔登った時はあまり持っている人はいなかったように思います。)
足に掛かる負担を手にも分散させることで長時間の歩行でも、足の筋肉やひざへの負担を緩和してくれる効果があります。
買ったのは、登山用品店で2本セットで売っていた一番お値段が安いもの。
高いものは高く、その分強度が高かったり、カーボン製であったりと高機能なモノでした。
使ってみた感想
上り、下りともに使ってみましたが、普段のトレッキングより足への負担は少なかったように思います。
特に下りでは下山後足がガクガクしていたのですが、妻も私も今回はそういったものはありませんでした。
こんな感じでトレッキングポール2本を使って上り下りしました。(自分の写真は初出ですね笑:妻撮影)
屋久島のような大きな「杉」の木があったので、記念に。
足への負担を手にも分散したので、次の日は腕を含め全身筋肉痛でした。笑
使いどころが難しい
トレッキングポールは、足への負担を腕に分散できるので、長時間の歩行でも疲れにくいという効果があります。
山道には、舗装された道、土の道、階段、岩場などコンディションが違います。
舗装された道や、土の道、階段ではトレッキングポールは有効でした。
岩場では、トレッキングポールを使うのは危険です。
手をついて上り下りするほうが安全です。
出来るだけ重心を下げた方がいいので、トレッキングポールを使うと重心が高くなってしまいバランスが取れません。
岩場では、トレッキングポールが邪魔になるのでしまう必要が出てきます。
出し入れ・ザックに固定で時間がかかります。(ゆっくりでもしっかり固定しないと逆に危ないです。)
初めて試したので、そのあたりの出し入れ・使いどころの見極めが大変でした。
やはり基礎体力
トレッキングポールを使うにあたり、色々なサイト・ブログを見ました。
トレッキングポールに頼り過ぎてはいけない、と書かれているブログも。
トレッキングポールを使うと山登り・トレッキングもラクになるが、歩き方が下手になるとも書かれていました。
確かに、と今回感じました。
そもそもの筋力がないと踏ん張れないし、不安定な山道でバランスが取れません。
ビギナーでもあるため、「足」で登るという経験も必要です。
トレッキングポールありきで登山を考えるのではなく、あくまで補助で使うものとして考えたほうがいいと感じました。
特に岩場では、トレッキングポールに頼るのは危ないのでやめましょう。
万全に山を登るためには、「基礎体力」の重要性を再確認しました。
[kanren postid=”1542″]
まとめ
山登りの醍醐味は、頂上での景色、山道の雰囲気・空気、そして道中で食べるお弁当などです。
初めて上った筑波山。
難所もありましたが、登り終わったあとの達成感はいいですね。
トレッキングポールという新たなアイテムも手に入れて一段と楽しくなりました。
安全に登るためには、もっと準備をしなければ足りないなとも感じました。
しっかり基礎体力もつけて、「ハーレーに乗り、山にも登る税理士」としてやっていきたいですね。笑
《編集後記》
山登りに行くときには、必ず朝ごはんに「おにぎり」を持っていきます。
最近のおにぎりの「具」は、「おにぎり丸」です。
なかなかおいしいですよ♪