専門用語はなるべく使わない。別の言葉に置き換えて話をしてみよう

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とあるところのお手伝いをさせていただきました。

同じ業界なので、作業の説明を受けても分かるだろうと思っていましたが、

所々聞きなれない用語が。(;^_^A

その事務所独自の用語でした。

同業同士であれば税法用語くらいはわかりますが、事務所独自の用語で話されても。。。

私はなるべく専門用語を使わないようにしています。

置き換えて話すことで、自分自身の理解度もアップします。

業界では当たり前でも

源泉所得税の納付の特例のことを、「納特(ノウトク)」と呼んだり、給与支払報告書のことを、「給報(キュウホウ)」と呼んだりします。

会計事務所に入社した最初の頃、何を言っているのかわからず理解するまでに苦労をしました。

会計業界に限らず、業界ごとに専門用語は存在しますよね。

コンビニ業界で言えば、折りたたみ式コンテナのことを「オリコン」と言ったりします。

事務所独自の用語を第三者に使うのはやめよう

会計事務所で働いていた身としては、事務所内や同業同士での会話では、専門用語が出てきてしまうのは仕方ないと感じています。(その方がお互いの理解が早かったりするので)

会計事務所を何か所か経験してみて、その事務所独自の「用語」も存在します。

過去に勤めていた事務所でも、その事務所独自の専門用語があったりしました。

複数の事務所を経験して、あれは「事務所独自」の専門用語だったんだと初めて気が付きます。

特に、その業界に入ったときはどれも「専門用語」に聞こえるので業界特有なものなのか、事務所独自なものなのかの判断ができません。

お手伝いさせていただいた事務所独自の用語が特殊で、戸惑いました。

説明をされている方が、その事務所にしか勤めたことがなく、業界用語なのか事務所独自なものなのかの区別が出来ていないようでした。(;^_^A

同じ業界にいるのに戸惑うこともある、「専門用語」。

業界の違うお客様からしたら、専門用語を使われるともっと話が見えなくなりますよね。

お客様と打合せをする際は、出来るだけ専門用語を使わないようにわかりやすく話すように努めています。

専門用語を使わないで話すためには

とはいえ、専門用語を使わないで話すというのは難しいものです。

理解度を上げる

専門用語を別の言葉に置き換えるというのは、専門用語をしっかり理解していないとなかなかできるものではありません。

会計用語の「借方」・「貸方」もその一つでしょう。

お客様に仕訳の説明するときも、「借方=右」・「貸方=左」と置き換えて話をしたりします。

新しい制度ができた場合には、しっかり勉強して、かみ砕いて話せるように理解度を深めています。

別の言葉に置き換えて説明できない場合、まだまだ理解度が足りないなと反省するようにしています。

お客様の立場に立ってこそ

自分が弁護士さんや社労士さんに相談した際に、専門用を多用して説明されたとしたら話の半分も理解できないかもしれません。

専門家に相談したい場合、そもそも誰に相談したらいいか、何をどう説明したらいいかわからないことの方が多いでしょう。

そのようなときに、専門用語で説明されても余計にわからないで終わってしまうかもしれません。

専門家として、税務手続きなどを進めるだけでなく、お客様が理解しやすいように話すというのも必要な仕事の一つだと思います。

最近では別の言葉に置き換える、別の表現方法で説明するために本をたくさん読むようにしています。

まとめ

普段何気なく使ってしまっている「専門用語」。

別の言葉に置き換えて説明できますか?

専門用語を使わないで話す機会を作ってみましょう。

《編集後記》

10月になりました。

今年も残すところ3ヵ月を切りました。

今月も新しい目標を立てて、実行していきたいですね。

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