MJSの40周年記念の基調公演を聞いてきました。
夏野剛さんの「AT・フィンテック」に関する講演でした。
この20年でITは劇的に変わった
自分が小学生のころは、携帯電話なんて言うものはありませんでした。
中学生くらいのころに携帯電話が普及し始め、高校に入学する時に初めて携帯電話を買ってもらいました。
初めて買ってもらった携帯電話は、P502i。
参照:携帯電話の歩みより
白黒で、メールくらいしかまともにできませんでしたね。笑
内蔵されていたゲールで遊びまくった記憶があります。
その後、カラー液晶になり、ネットで色々な調べられるようになり、カメラが搭載され携帯1台で出来る幅が広がりました。
初めて買ったスマホは、REGZAphone(T-01C)。
参照:富士通HPより
2010年発売のandroid2.2搭載のスマホ。
不具合が頻発で、同機種を買った友人からなぜかクレームをもらいました。笑
不具合等々ありましたが、スマホでGmailが使えるようになったり、PCの代わりにインターネットが出来るようになったりこのころからほとんどPCを使わなくなったのを覚えています。(大学生の頃は、PCをもっていなかったので、スマホでほとんど賄っていました。)
仕事の面では、データのやり取りも様変わりしました。
最紙の資料を郵送で送ってもらっていましたが、いつしかメール添付になり、今ではDropboxで「共有」になりました。
使い手の意識は変わっていない
夏野さんのお話で印象的だったのは、
「ITはここ20年で劇的に様変わりしたが、使い手の意識が変わっていない」という話でした。
ITで効率化されれば、生産性は上がるのに、日本のGDPは20年で2%しか上がっていない。(アメリカは130%だそうです。)
不況等々様々な要因はありますが、これだけ違うのには驚きました。
ITは進歩しているのに、使い手の人間の使い方が変わっていなければ宝の持ち腐れですね。(;^_^A
税務署とのやり取りは、未だに電話とFAXがメインですし、行政機関からダウンロードするエクセルは「方眼紙」になっているものが多く使いにくかったり。
使い手が対応していかないと、どんなにITが進歩しても変わらないなと思いました。
これから先の20年に向けて
これからITはさらに進歩していきます。
AIやIoTと呼ばれる技術が進歩し、単純な作業はAIが行うようになります。
会計事務所で言えば、「入力」に関する業務はAIが代わりに行うようになるでしょう。人より正確に(;^_^A
AIが代わりに行うことにより、人は「時間」を手にすることが出来ます。
逆にAIが苦手な分野とされているのは、何かを作り出すといったような分野です。
AIに取って代わられないように、AIが苦手とする分野=何かを作り出すことなどにシフトして仕事をしていくべきだと思います。
ITに積極的に触ってみて、取り入れられるものはどんどん取り入れて、ITの技術できた「時間」でさらに「価値」があるものを提供できる仕組みを作り上げていきましょう。
まとめ
携帯電話→スマホ、郵送→共有など20年の間で今まで常識だった手段が変化してきました。
しっかり時代に追いついている人もいれば、まだまだといった人もいるでしょう。
ITは時間の使い方を変えてくれるツールでもあります。
自分の仕事やプライベートで活かせるITツールはどんどん使ってみましょう!
《編集後記》
妻に誕生日プレゼントで買ってもらった財布に中身を移し替えました。
財布が新しくなると、気が引き締まりますね。(^^)