こんにちは!よっしーです。
今更ですが、昨年転職した妻の転職前の健康保険組合から、医療費の返還請求が来ました。
たまたまタイミングが悪く、転職した直後に前々から予約していた検診があり受診したようです。
今回は退職前の健康保険証を使ってしまった場合、どうなるのかまとめてみました。
前の健康保険証を使った場合
病院では、健康保険証を提示することで自己の負担割合(私の年齢の場合、3割負担)に応じて医療費を支払います。
残りの7割は、所属している保険組合が負担する仕組みになっています。
例えば5月末退職し6月1日から独立した場合、5月31日までは、社会保険が残りの7割を負担し、6月1日からは国民健康保険が7割を負担するようになります。
6月3日に、前職の健康保険証を返却せず使ってしまった場合、医療機関は前職の保険組合に残りの7割を請求します。
こうなると、手続きが面倒になります。
- 後日、前職の保険組合から、7割負担部分の医療費の返還請求が届きます。
- 現職の保険組合へ、7割負担部分の療養費の支給申請をします。
我が家の場合、7月1日に転職し、7月4日ごろに病院を受診。
「保険証を持っていない旨」を伝えたが、病院側で「前職分の健康保険証」で負担額を計算してしまった。
こちらとしては、意図して前の健康保険証を使ったわけではないようですが。
双方の説明・確認不足があったのかもしれませんね。
我が家→「転職し、健康保険証を持っていない」と伝えていたら、全額自己負担で一旦請求されていたのかもしれない。
病院側→「健康保険証を持っていない」と聞いた時点で、全額自己負担で請求する、若しくは転職したのかどうか追加で質問するなど。
小さい医院などは、融通を利かせてくれるところが多いので、こういったことが起こりがちかもしれませんね。
単純な健康保険証忘れの割合が高いのでしょう。
私が定期的に通っている病院では、健康保険証を忘れたら、問答無用で全額自己負担で請求されるため、病院へ行く前日には健康保険証が財布に入っているか確認するようにしています。
前の保険証は使わないようにする
転職や独立のタイミングでは、
- きっちり健康保険証を返して、物理的に前職の健康保険証を使えない状態にする
- いつも通っている病院でも、転職や独立のタイミングでは、健康保険証を持っていないと伝えるのではなく、転職・独立したと伝え、前の保険組合へ請求がいかないようにする
といったことをしておき、一旦全額自己負担とすると、後々の手続きがラクになります。
窓口で返金を受けるケース
病院ごとに対応は違いますが、窓口で一旦全額自己負担をしても、新しい健康保険証を提示すると、7割負担部分を返金してもらえます。(私が通っている病院では、窓口で対応してもらえました。)
ただし、1か月以内など期限が設けられている場合があります。
保険組合で返金を受けるケース
窓口で返金を受けられない場合は、健康保険組合に「療養費の申請」をすることになります。
まとめ
前の健康保険証を使ってしまった場合、正しい自己負担額にするために、
- 前職の健康保険組合(返金)
- 今関わっている健康保険組合(支給)
の2つとやり取りをしなければなりません。
前の健康保険証を使わず、一旦全額自己負担した場合には、
- 病院の窓口(支給)か、今関わっている健康保険組合(支給)
の1つとやり取りをするだけで済みます。
手間を考えたら、一旦全額自己負担の方がラクですね。
そして、前の健康保険証を使ってしまった場合、忘れたころに返還請求が来るので余計に手間に感じてしまいがちです。(;^_^A
転職・独立のタイミングの健康保険証は慎重に使いましょう!
《編集後記》
昨日は、自宅で確定申告お疲れ様会として久々にお刺身を食べました。
ゆっくり夕食を食べれたように感じます。
とあるPCを購入しようとケースや保護フィルムを先に買いました。
本体は本日買ってきます。(^^)