こんにちは!よっしーです。
5月も今日を入れてあと4日で終わってしまいます。
あっという間です。(;^_^A
最近何かと話題のアメフト。
妻も私がアメフト経験者なので、職場でアメフトとラグビーの違いを聞かれたようです。
簡単に違いをまとめてみました。
※アイキャッチは昨年(2017年)の早慶戦のものです。
ボール
ボールの形は、アメフトとラグビー共通して楕円形のボールです。
同じ楕円形のボールですが、サイズが違います。
アメフト
- 重さ…397~425グラム
- 長さ(長いほう)…79.4~81.9cm
- 長さ(短いほう)…51.9~53.1cm
- 形…両端の丸みは少なく鋭い
- 色…茶色
ラグビー
- 重さ…400~440グラム
- 長さ(長いほう)…74.0~77.0cm
- 長さ(短いほう)…58.0~62.0cm
- 形…両端の丸みを帯びている
- 色…白
つまり、アメフトのボールのほうがラグビーのボールより小さいことがわかります。
アメフトは、野球のようにボールを掴んで前に投げることができるため、同じ楕円形ですがラグビーよりボールが小さめですね。
防具
アメフトとラグビーの違いで一番に挙げられることが多いのが、防具の有無です。
アメフト
防具は必須です。
- ヘルメット
- ショルダーパット
- パット(ヒップ、サイ、ニー) など
体を覆うような装備をつけるのがアメフトです。
防具の総重量は、6~8キロほど。
ヘルメットには、カーボンやステンレス、チタンといった素材のフェイスマスクをつけるので、重量は2キロ前後になります。
ヘルメットだけでも重いです。笑
ラグビー
高校生まではヘッドギアの着用が義務のようですが、大学生や社会人になると防具はほとんどつけません。
生身での勝負です。
ラグビーがボールを持った選手以外にはタックルできないのに対し、アメフトはボールを持たない選手に対してもブロックなどで接触することが認められています。
怪我防止のため、アメフトでは防具の装備が必須になっています。
人数・交代
アメフト
11人対11人で行います。
攻守がはっきり分かれているため、オフェンスチーム11人、ディフェンスチーム11人といったように専門のチームを作ります。
試合中の交代は無制限です。
監督からの指示を伝えるために1プレーのみ交代したりといったことも可能です。
ラグビー
15人対15人で行います。
一度フィールドからベンチにいった選手は、もう一度フィールドに戻すことはできません。
試合時間
アメフト
アメフトは第1クォーター(1Q)から第4クォーターの4つで構成されており、1Qは15分。
1・2Qが前半、3・4Qが後半と別れています。
純粋な試合時間は60分ですが、1プレー1プレー時間が止まるので、全体としての試合時間は2時間半~3時間程度になります。
クォーター制を採用している点では、バスケットボールに似ていますね。
ラグビー
ラグビーは、前半後半のそれぞれ40分で行われます。
そして、前半後半それぞれにロスタイムがあります。
全体としての試合時間は、2時間程度になります。
ロスタイムがある点では、サッカーに似ていますね。
試合の流れ・ルールなど
アメフト
攻守がはっきり分かれており、攻撃側のチームが4回の攻撃権を使い進んでいきます。
4回の攻撃権で10ヤード(約9.1メートル)を進めなかったら攻守交替になります。
1プレー毎に作戦会議(ハドル)があり、その作戦に従ってプレーをします。
前に投げるパスプレーや、ランプレーを使って前進していきます。
攻守がはっきり分かれる、4回で進めなかったら攻守交代という点では、野球に似ていますね。
ラグビー
ラグビーはアメフトのように1プレー毎に作戦会議というものがありません。
プレーもボールが外に出たりや反則がない限り止まりません。
ボールが相手に奪われればその場で攻守が入れ替わります。
ラグビーはアメフトのように前にパスを投げることができません。
横や後ろにパスを出しながら前進していきます。
ボールが奪われれば攻守がその場で入れ替わるといったような点では、サッカーやバスケットボールに似ていますね。
得点方法
アメフト
アメフトでの得点を「タッチダウン」といいます。
相手のエンドゾーン(敵陣地の一番奥)にボールが入ればタッチダウンになります。
タッチダウンで、6点入ります。
その後、ポイントアフタータッチダウンという制度で、キック成功で1点、またはプレイ成功で2点を追加することができます。
タッチダウンと合わせ、6~8点になります。
ラグビー
ラグビーでの得点を「トライ」といいます。
ラグビーは相手のゴールゾーン(敵陣地の一番奥)の地面にボールを接地させないと得点になりません。
トライで、5点入ります。
その後、コンバージョンキック成功で2点を追加することができます。
トライと合わせ、5点or7点になります。
アメフトはエンドゾーンの空間に入れば得点できるのに対し、ラグビーはゴールゾーンの地面にボールを接地させなければ得点になりません。
似ているようで、意外と違いますね。
まとめ
共通しているのは、楕円形のボールを使う、タックルするといったところでしょうか。
試合の流れや防具の有無など、全然別物のスポーツです。
アメフトが防具をつけるのは、ラグビーよりも怪我する確率が高いためです。(ボール保持者以外にもブロックをしたりするため。)
怪我を防止するという意味で、細かいルールが決められています。
投げ終わったクォーターバック(QB)に対してタックルしてはいけない、フェイスマスクを掴んではいけない、など怪我を防止するためのルールが設けられています。
その他にも、細かいルールはたくさんありますが、見ていれば何となくわかってきます。(副音声で聞くと、ルールを解説してくれることも)
試合の流れがわかれば、雰囲気で見れるようになりますし。
たびたび紹介していますが、楽しみながらアメフトのルールを覚えるなら、「アイシールド21」という漫画がオススメです。
ラグビーも横と後ろにしかパスができないのに、どうやって進んでいくんだろうと不思議に思っていた時期もありましたが、見ていると何となくわかってきます。
どちらも奥が深く、面白いスポーツです。
危険・野蛮と思わず、1度見てみてはいかがでしょうか。
《編集後記》
以前友人と飲んでいた時、偶然となりにとあるラグビードラマの教師役を務めた某俳優さんと一緒になったことがあります。
その時少し話をして、アメフトのことを「アメラグ」って呼んでたことを思い出しました。
アメフトとラグビーがごっちゃ。笑