こんにちは!よっしーです。
確定申告が落ち着き、前々からやろうと思っていたサーバーの引っ越し作業をしました。
サーバー移転関係のブログをいろいろ読み漁り、いざ取り掛かろうとしましたが、さくらインターネットで無料のSSLを使ってるんだったと思い出し。。。
四苦八苦しながら移転させました。笑
全部を1つの記事で書こうとするとかなり長文になるので三部作くらいで作ろうかと。
記事構成はこんな感じです。
- 事前準備・さくらインターネット側での処理
- エックスサーバーでの処理
- ドメイン移管・メールサーバーの変更・解約
今回はPART1の「事前準備・さくらインターネット側での処理」についての記事です。
サーバー移転の全体的な流れ
サーバー移転の全体的な流れは、
- 旧サーバーのデータをエクスポート
- 新サーバーの契約・データのインポート
- 新サーバーでの動作確認
- ネームサーバーの変更
- 新旧サーバーの並走・旧サーバーの解約
という感じみたいですね。
エックスサーバーのサーバーの移転マニュアルやらブログの引っ越しのような記事を読み漁って大体こんな流れだろうと。
とりあえず旧サーバーにデータが残っていれば、新サーバーの移転に失敗してもダメージはないだろうと判断(;^_^A
ただし、自分のブログ・HPは、さくらインターネットの無料のSSLを使っており、調べていくとひと手間入りそうでした。
結果、次のような手順に。
- さくらインターネットの無料SSLの解除
- さくらインターネットのデータのエクスポート
- エックスサーバーの契約・データのインポート
- エックスサーバーでの動作チェック
- ネームサーバーの変更
- エックスサーバーのSSL設定
- さくらインターネット・エックスサーバーの並走・さくらインターネットの解約
という手順になりました。
[aside type=”warning”]自己責任で!
いろいろなサイトを見て、サーバーの移転をさせました。
もっと効率のいいやり方があったり、安全にできたりする方法もあるのかもしれません。
サーバーの移転をご自身でやられる場合には、自己責任でお願いします<m(__)m>
[/aside]
事前準備
WordPressを運用している人なら既にインストール済みかもしれませんが、サーバーを移転する場合には、
- テキストエディタ
- FTPソフト
を用意しておく必要があります。
自分が使ったテキストエディタは、「TeraPad」。
FTPソフトは、「FFFTP」、「FileZilla」。
さくらインターネットでの無料SSLの解除
さくらインターネットのプライグインでサイトのSSL化を維持してきました。
エックスサーバーへ乗り換えるとなると、さくらインターネットのプラグインが使えなくなります。
プライグインを使ったままサーバー移転をするとおかしなことになってしまうので、まず一旦SSL化を解除する必要があります。
手順はこちら。
- WordPress管理画面のプラグインで、「SAKURA RS WP SSL」を停止
- さくらインターネットのさくらサーバーコントロールパネルへログイン
- ドメイン設定の「共有SSL、SNI SSLを利用しない」にチェックを入れる
- WordPressの管理画面にログインできなくなる→キャッシュを消したりしてログイン
- WordPressの管理画面の設定から、URLが「https://」→「http://」になっているか確認
SSLプラグインの停止
WordPressの管理画面のプラグインから、「SAKURA RS WP SSL」というプラグインを探し、停止させます。
さくらサーバーコントロールパネルの操作
さくらサーバーコントロールパネルにログインし、ドメイン設定のSSLの利用設定を変更します。
「共有SSL、SNI、SSLを利用しない」にチェックを入れます。
このチェックを入れると、WordPressの管理画面からログアウトされます。
ブラウザのキャッシュを消したりしてWordPressへログインします。
WordPress管理画面でURLを「https」→「http」へ変更
WordPressの管理画面にログイン出来たら、「設定」→「一般設定」に入り、アドレスを「https」→「http」へ一旦戻しておきます。
SAKURA RS WP SSLプラグインの削除
エックスサーバーに乗り換えたらこのプラグインはもう使わないので、削除しておきます。
ここまでが無料SSLを使っていた場合のSSL化の解除になります。
画像データなどのURLを「http」→「https」へ変換していたりすると、表示できなくなりますが、そのまま放置しました。
エックスサーバー側で再度SSL化をするので。
データのエクスポート
無料SSLの解除が終わったら、サーバー移転のブログにあるような手順で、一旦PCへさくらインターネットからデータを引っ張り出します。
必要なデータは2つ。
- ブログやHPの記事や写真データである、「データベース」
- WordPressを動かすのに必要な、「WordPressのファイル」
この2つを引っ張り出します。
データベースのエクスポート
データベースのエクスポートは、さくらインターネットにログインして行います。
サーバーコントロールパネルにログインし、左のメニューの「データベースの設定」→「管理ツールログイン」をクリックします。
画像が荒くてすみません。。。
「phpMyAdmin」にログインしたら、エクスポートするデータベースを選択します。
エクスポートするデータベースを選択したら、右側の画面の「エクスポート」をクリックします。
エクスポート画面で確認するところは、
- エクスポートするデータがすべて選択されているか
- 「DROP TABLE/VIEW/PROCEDURE/FUNCTION/EVENT」にチェックが入っているか
の2点を確認し、「実行する」をクリックします。
エクスポートしたデータは、デスクトップに保存しました。(わかりやすいところでOKです。)
WordPressファイルのエクスポート
次に、WordPressを動かすのに必要なファイルをサーバーからエクスポートします。
FTPソフトを使って一度PCへデータをエクスポートします。
「WWW」直下にあるフォルダのすべて「wp-adomin~からはじまるもの」をすべて選択し、ダウンロードします。
[aside type=”warning”]時間がかかる
データ容量が大きいと、時間がかかるので時間があるときやるといいですよ!
[/aside]
以上でさくらインターネットのSSLの解除から、データベース、WordPressファイルのエクスポートの完了です。
まとめ:躓いたところ
ログインできなくなる
SSL化を解除すると、wordPressの管理画面から強制ログアウトになります。
その後ログインしようとすると、ログインできず焦りました。
PCにSSL化していた時のキャッシュが残っていたりして、ログインできませんでした。
PCのキャッシュを消したり、リロードしたりしてログインできました。
エクスポートするデータを間違える
インポート処理をするときに気が付きましたが、データベースをしてエクスポートすべきファイルを間違えていて、インポート時に違うといわれたり。。。
こちらも何回かやって、そもそもエクスポートするデータが違っていることに気が付きました。笑
FFFTPではうまくエクスポートできなかった
FTPソフトで、はじめはFFFTPを使っていましたが、自分の環境ではうまく動作してくれずこちらも四苦八苦。
FileZillaに切り替えてからはうまく動作しました。
まとめ
いろいろなサーバー移転のサイトを掻い摘んで作業に取り掛かったので、理解力読み込み不足のまま作業をした間満載でした。(;^_^A
まずはブログから移転させて、HPを移転させました。
2回目のHPの移転はかなりスムーズに。
データのインポート、エクスポートで時間がとられるのと、SSL化の解除・設定、ネームサーバーの変更などでも時間がとられるので、まとまった時間がないとなかなかシンドイ作業ですね、サーバー移転。
とりあえず、今回は、さくらインターネットのSSL化解除・データのエクスポートでした!
次はエックスサーバー側での処理です。
【編集後記】
エックスサーバーに変えてから、ワードプレスの管理画面がサクサク動きます。
さくらインターネットでブログやHPを表示していたときはたまに503エラーを吐いていたのですが、エックスサーバーに変えてからは今のところそれもなく。
ひとまず快適です。
大変でしたが。笑