こんにちは!よっしーです。
ふるさと納税、してますか?
ふるさと納税の確定申告は、集計作業が大変でした。
【今まで】ふるさと納税の手続き
ふるさと納税を所得に反映させるためには、
- ワンストップ特例制度
- 所得税確定申告
を行う必要があります。
ワンストップ特例制度は、所得税の確定申告をしなくても、寄付金税額控除に係る申告特例申請書を寄付した自治体へ送付すればふるさと納税の控除を受けらる仕組みです。
確定申告するよりも、申請書を送るだけなので、カンタンです。
ただし、1年間の寄付先が5自治体以内であること、確定申告が必要ない人であること、申し込みのたびに自治体へ申請書を郵送していることなど、簡単な割には要件がいろいろあって、自分が当てはまるのかわからない場合があります。
例えば、いつもは生命保険料控除くらいしかないからと、寄付先も5自治体以内で申請書を都度自治体へ送っていた人が、実は医療費が多くかかっていて、医療費控除を受けるために確定申告する必要が出てきた場合。
この場合、ワンストップ特例制度は使えず、医療費控除とふるさと納税の寄付金税額控除を合わせて確定申告する必要があります。
→確定申告する場合には、何か一部を省略するのではなく、すべてまとめて行う必要がある、ということです。
[box06 title=”あわせて読みたい”]もうすぐ年末調整。会社に提出しなければならない書類は??[/box06]
確定申告を行う場合には、国税庁の確定申告書作成コーナーを使用し、
e-taxで受領書の提出または提示を省略する場合には、
参照:国税庁 ふるさと納税の入力方法より
- 寄付年月日
- 寄付の種類
- 都道府県又は市区町村のどちらに対する寄付か
- 寄付先の入力
- 支出した寄付金の金額
- 寄付先の所在地
- 寄付先の名称
- ふるさと納税に係る総務大臣の指定の有無
を寄付1件毎に入力する必要があります。
5件でも入力が大変ですが、所得が多い人は件数も多いので1件ずつの入力は大変です。
【これから】ふるさと納税の手続き
2021年分(令和3年分)のふるさと納税より、確定申告が楽になります。
ふるさと納税は、ふるさと納税のポータルサイトから行うことが多いかと思います。
私は、「ふるさとチョイス」というふるさと納税のサイトをよく利用していますが、そのサイトが発行する「寄付金控除に関する証明書」1枚を確定申告へ添付することで、ふるさと納税1件ごとに確定申告書作成コーナーに入力する必要がなくなります。
ふるさとチョイスの場合では、マイページより証明書をダウンロードすることができるようになります。
ご自身で郵送、e-taxで申告するか、税理士へ任せるかで証明書の出力方法が変わりますので、ご自身の申告スタイルに合わせて利用してみましょう。
2021年の寄付分から、ふるさとチョイスでふるさと納税をすると確定申告が楽になります!
参照先:ふるさとチョイス
まとめ
所得税の確定申告も、生命保険料控除の電子化など手続きが簡単になっていきつつあります。
ふるさと納税も、1枚で済むなら簡単になりますね。
こういった情報も、自分でふるさと納税を行っていないとキャッチしにくいものになります。
年末、年明けには確定申告を行うお客さんに「1枚で済みますよ!」というアナウンスをしなければいけませんね。
お客さんのほうで1枚で済むにしても、税理士の使っているシステムで、電子申告に対応していないという場合もあるので、来年の申告業務に向けて研究しておきたいです。
【編集後記】
8月29日、日曜日の10:30にモデルナ2回目の接種を行いました。
筋肉痛になるペース、発熱するペースが前回よりも早いですね。