マイナンバーカード、持っていますか?
マイナンバーカードは、行政サービスを受ける際や、確定申告をする際の電子署名に利用できます。
電子証明書の有効期間通知書が届いたので、更新に行ってきました。
マイナンバーカードに含まれている電子証明書
電子証明書の種類
マイナンバーカードには、2種類の電子証明書が格納されています。
- 署名用電子証明書…インターネット等で電子文書の作成・送信をする際に利用します。
- 利用者証明用電子証明書…インターネットのウェブサイト等へのログインする際に利用します。
所得税の確定申告書に署名するに利用するのは①の署名用電子証明書になります。
これを利用することで、「作成・送信した電子文書が、利用者が作成した真正なものであり、利用者が送信したものであること」を証明することができます。
もう一つの利用者証明用電子証明書は、マイナポータルへのログイン、コンビニでの住民票の写し等の交付に利用します。
「ログインした者が、利用者本人であること」を証明することができます。
初めてマイナンバーカードを作った際に、署名用電子証明書、利用者証明用電子証明書の2つの証明書用のパスワードを事前に考えておくように言われていましたが、証明書の内容、利用方法は詳しく教えてもらえませんでした。
→多分、窓口で対応された方も内容をよくわかっていないまま、暗証番号を2つ設定するようにマニュアルがあるんだと思います。笑
有効期間(マイナンバーカードには2つの有効期間がある)
マイナンバーカード自体の有効期間
マイナンバーカードの有効期間は、発行の日から10回目の誕生日まで。
ただし、20歳未満の方のマイナンバーカードの有効期間については、容姿の変動が大きいことから、顔写真を考慮して5回目の誕生日となります。
電子証明書の有効期間
署名用電子証明書及び利用者証明書の有効期間は、発行の日から5回目の誕生日までです。
署名用電子証明書は実印に相当するため、15歳未満の方については、住民基本台帳カードにおける取扱いと同様に原則として発行しません。
また、利用者証明用電子証明書を15歳未満の方に発行する際は、法定代理人がパスワードを設定することになります。
マイナンバーカード本体の有効期限と、電子証明書の有効期限は一致しないんですね。。。
引っ越しは結婚した場合、電子証明書はどうなる?
署名用電子証明書は使えなくなります。署名用電子証明書は利用者の氏名、住所、生年月日、生年月日、性別が記載されており、引っ越し等をすると電子証明書の記載と住民票の記載内容が異なることとなるため、失効します。転入届や婚姻届を提出される際に新しい署名用電子証明書の発行を申請してください。
一方、利用者証明用電子証明書については、利用者の氏名、住所、生年月日、性別は記載されていないので、引っ越しや結婚によっても失効しません。
住民票記載の内容が変更になる場合には、署名用の電子証明書が失効してしまいます。
港区内で引っ越しをした際に、署名用の電子証明書の更新を促されましたが、こういった理由だったんですね。
引っ越しの場合には、役所の色々な窓口に行かなければなりませんが、大体マニュアルになっているので、マイナンバーカードを持っていれば、電子証明書の更新までやってくれます。
更新は窓口に行く必要がある
マイナンバーカードがあると、コンビニで住民票を出力できたり、確定申告書を電子申告できたりとメリットがありますが、1つ厄介なのは、更新には窓口に行く必要があるということです。
窓口の専用端末で、電子証明書の更新をうける必要があります。
接触を避けたい時期ではありますが、更新通知が届いたので渋々役所へ行ってきました。
幸い、混んでいなかったのでよかったです。
まとめ
マイナンバーカードを作って5回目の誕生日を迎える時期になったんですね。
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マイナンバーカードの証明写真を見ると、若い。笑
なんとなくマイナンバーカードを使っていましたが、改めて証明書の内容を確認してみると、引っ越しの際に証明書が失効する理由がわかりました。
便利なものですが、しっかり理解しておく必要がありますね。
【編集後記】
マイナンバーカード、保険証の代わりになるとマイナポータルで通知があったので、利用するとチェックを入れていましたが、いまだに利用開始になりません。
免許証と保険証、早く一つにならないですかね。
スマホに入れるのでもいいんです。
持ち物はなるべく少なくしたい。