電子帳簿保存法・インボイス制度について、税理士が顧問先へできること

レッドブルF1マシン 税金
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2022年(令和4年1月1日)からスタートする改正電子帳簿保存法。

2023年(令和5年10月1日)からスタートするインボイス制度。

どちらも税金の計算だけでなく、会社の経理周りのシステム・業務フローに影響を与えます。

アイキャッチは、ホンダの本社前に展示してあるF1マシン。今年で撤退。。。日本グランプリも中止。F1ファンとしては寂しい。

F1マシンは電子制御の塊でもあります。

※撮影:Rakuten Hand(Gcam)

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情報の提供

まず第一にお客さんに対して情報提供を行います。

もちろん先に自分自身でインプット(理解)してから、アウトプット(情報提供)を行っています。

9月中は電子帳簿保存法の改正について、担当先の全クライアントさんへ話を進めています。

インプットする上でブログにまとめ、それを利用しながら情報提供をしています。

だんだんと話しているうちに、どの順番で話した方がよりよく伝わるかわかってきますね。笑

電子帳簿保存法は前から存在していた制度ですが、使いにくかったこともあってほとんどお客さんに話したことはなかったです。

そういった経緯も話しながら、なるべくわかりやすく伝えるようにしています。

インボイス制度についても、徐々に小出しで情報の提供を進めています。

システム・業務フローの見直し

ただ情報提供するだけではメルマガやお知らせが届くのと同じなので、個々のお客さんの状況にあった対応の仕方を考えます。

会計ソフトと請求書作成システムや経費精算システム、給与計算システムは独立して稼働するものではなく、最近はシステム間で連携するものが多くあります。

  • 既存のシステムはそのまま使えるのか
  • 今後乗り換えるならどのようなシステムが親和性が高いのか
  • 電子取引はどれだけあるのか

など。

既存のものをそのまま使えるのならそれが一番いいですが、このタイミングでシステムの変更や業務フローの変更を考えている方がいるのなら、一緒に考えるようにしています。

大規模なシステムの変更・業務フローの見直しをするとなった場合には、変更時期のスケジューリング等々含めて別途報酬をいただく場合もありますが、電子帳簿保存法の改正や、インボイス制度の導入は、今までのシステムの見直し、業務フローの見直しにちょうどいいタイミングではないでしょうか。

自分が使えるようにしておく

会計上のシステムに限らず、ロボアドバイザーを利用した投資であったり、暗号資産、シェアサイクルだったり、自分が使ったことがないとやはり体験談として話せないので、出来るだけ色々なものに触れるようにしています。

使えなくても、興味を持つようにして情報収集はしています。

新しいシステムは積極的に提案して、お客さんに導入してもらいながら一緒に勉強しているところもあります。

まとめ

アナログからデジタルへの転換期ですね。

ただ、すべてのお客さんでデジタル化ができるかというと、なかなかそうはいきません。

できる範囲で対応して、デジタルに興味をもっていただけたら、その先へ進むというアプローチが必要ですね。

顧問をお願いしている税理士さんがいるのであれば、改正に合わせてご自身で使われているシステムでどのように対応していけばいいか、相談してみましょう!

デジタル化・効率化に強い税理士さんもブログを見たりすると発見できるので、ちょっとした相談で、話を聞いてみるのもいいと思いますよ!

【編集後記】

前から入ってみようと思っていた、自宅の最寄り駅の駅構内にあるベッカーズカフェ。

入ってみるとカフェなのにセルフレジが。

コロナ禍で人も入っておらず、ちょっとした作業をするにはもってこいです。

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