今年の1月から「クレジットカード納付」が出来るようになりました。
HPの記事でも記載していたのですが、開始当時は源泉所得税の納付(自主納付分)は納付できませんでした。
6月12日より、源泉所得税の納付(自主納付分)が納付できるようになりました。
出来るだけ時間をかけないで納付する
税金の納付というと、銀行や郵便局の窓口で「納付書」を使って納付するイメージがありますが、納付する方法には様々な種類があります。
- 納付書による納付
- コンビニ納付
- 振替納税
- 電子納税
- ダイレクト納付
- クレジットカード納付
詳細は割愛させていただきますが、納付する方法は様々です。
銀行の口座から直接納付や、クレジットカードを使って納付が出来るようになりました。
金融機関での納付は、
- 金融機関までの往復
- 窓口で並ぶ
と移動や時間がかかります。
その点、ダイレクト納付やクレジットカード納付では、PCから納付の指示をするだけなのでその場で完了します。
時間の短縮にもなるので利用してみてはいかがでしょうか。
クレジットカード納付と源泉所得税(自主納付分)
平成29年1月4日より、法人税や消費税などクレジットカードを利用して納付が出来るようになりました。
「金融機関に行かないで納付する」手段が1つ増えました。
平成29年6月12日より、源泉所得税(自主納付分)もクレジットカードにより納付することが出来るように。
これにより、給与から天引きした源泉所得税を納付することが出来ます。
7月10日は、源泉所得税の納付期限です。
半年に1度納付している納税者の方も、7月10日は源泉所得税の納付期限です。
毎月納付している納税者も、半年に1度納付している納税者の方も、一斉に納付するタイミングです。
「金融機関に行かないで納付する」方法、試してみましょう。
クレジットカード納付のメリット・デメリット
クレジットカード納付のメリット・デメリットを簡単にご紹介します。
メリット
- クレジットカードのポイントが貯まる
- 支払を伸ばすことができる(資金繰りに有利)
- 金融機関で並ばなくていい
デメリット
- 手数料がかかる(1万円あたり76円(税別))
- クレジットカードの限度額に引っかかると使えない
- 領収証書が発行されない(領収書が必要な場合は、窓口か税務署で納付しましょう)
e-Taxの情報が引き継げるように
クレジットカード納付のスタート時点ではe-Taxで電子申告した後、クレジットカード納付の専用サイトを別で立ち上げて納付情報を入力する必要がありました。
平成29年6月12日より、e-Taxのメッセージボックスの受信通知から専用サイトにアクセスできるようになりました。
これにより専用サイトで入力していた一部の情報を引き継げるようになり、以前よりも利便性は上がったようです。
- 引き継げる情報…税目(税金の種類)、課税期間、申告区分、納付税額
- 引き継げない情報…住所、氏名、電話番号、整理番号、納付税額の内訳
参照:国税のクレジットカード納付にはe-Taxの利用が便利です
まとめ
金融機関で並ばなくてよい納付の方法が増えました。
クレジットカードがあれば納付が出来るので「金融機関に行かないで納付する」方法、試してみてはいかがでしょうか。
それぞれの納付方法でも、メリット・デメリットがあります。
特性に合わせて使い分けてみましょう。
《編集後記》
来月1か月分の大まかなスケジュールを決めようと。
PCのバックアップを取る日や、経費の支払いの日など。
先に入れられるものは仮でもいいので、ある程度の目安として入れておきたいですね。